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  目次
Subsections
MACAOライブラリで提供される教師クラスは、そのテンプレートとなる
抽象クラスが MacaoTeacher (teacher.hおよびteacher.c)として用意されている。
その実体を定義する各サブクラスは、教師クラスサブライブラ
リとして別途用意される(エンドユーザに対しては、libmacao.aまたは
libmacao.soとして、まとめられたインタフェースを提供する)。
本節では、教師クラスにおける個々の具象クラスを定義する各サブクラス
について、説明する。
MacaoLookに対応する教師クラスの実体を定義する具象クラスである。
MacaoTeacherを継承する。
ヘッダファイル look.h では、MacaoLookTeacherに関する構造体の定義、
それらに関する型定義、およびソースファイル
look.c で定義され外部に公開される関数のプロトタイプ宣言が記述される。
本ファイルで定義される構造体の詳細を以下に示す。
教師信号データを記録する構造体である。
- int cx, cy
- 顔画像領域の中心座標の
値を示す。
- int ox, oy
- 視線方向を定める教師座標の
値を示す。
MacaoLookに対応する教師クラスの
実体を定義する具象クラスの持つバーチャル関数テーブルである。
MacaoLookTeacherはMacaoTeacherを継承する。
本クラスで新たに追加されるバーチャル関数は存在しない。
- MacaoTeacherClass super
- 親クラスの内容を継承する。
MacaoLookに対応する教師クラスの
実体を定義する具象クラスの本体を定義する構造体である。
- MacaoTeacher super
- 親クラスの内容を継承する。
- MacaoLookTeacherArg arg
- 教師信号の内容を格納する。
MacaoLookTeacherの各機能を実現する関数群は、ソースファイルlook.cで記述
される。
本ファイルで定義される関数の詳細を以下に示す。
- 引数
- 本関数は以下の引数をとる。
- MacaoLook* look
- 対象とするMacaoLookオブジェクトへのポインタ。
- 返値
- 生成されたMacaoLookTeacherオブジェクトへのポインタを返す。
- 概要
- MacaoLookTeacherのコンストラクタである。
メモリ領域の確保、対応するMacaoRecogオブジェクトや教師クラ
スIDの設定、バーチャル関数テーブルの設定などを行なう。
- 引数
- 本関数は以下の引数をとる。
- MacaoLookTeacher* teacher
- 対象とするMacaoLookTeacherオブジェクトへのポインタ。
- 返値
- MacaoLookTeacherArgオブジェクトへのポインタを返す。
- 概要
- 学習処理を行なう際に利用される、MacaoLookTeacherが内部に保
有するMacaoLookTeacherArgオブジェクトへのポインタを得る。
MacaoLookTeacherArgオブジェクトには教師信号に関するデータが
含まれる。
- 引数
- 本関数は以下の引数をとる。
- MacaoLookTeacher* teacher
- 対象とするMacaoLookTeacherオブジェクトへのポインタ。
- MacaoLookTeacherArg* arg
- 教師信号に関するデータを含む
MacaoLookTeacherArgオブジェクトへのポインタ。
- 返値
- なし。
- 概要
- 教師信号を与え、学習処理を行なう関数である。実際には本関数
を介して対応するMacaoRecogオブジェクトの学習データ更新処理が
呼び出されることにより、学習処理が行なわれる。
Jun IIO
平成15年5月27日