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Subsections

ウィジット

MACAOライブラリが提供する各パラメータの調整を行なうための ウィジットクラスは、そのテンプレートとなる抽象クラスが GUI本体のプログラムを構成する MacaoParts (parts.hおよびparts.c)として 用意されている。その実体を定義する各サブクラスは、プログラムmacaoの 実行形式作成時にリンクされるサブライブラリとして別途用意され、 そのソースプログラムはparamsディレクトリに格納されている。

MacaoWbool

概要

MacaoPartsを継承し、ウィジットクラスの実体を定義する具象クラスである。 本クラスは、MacaoPboolに対応するGUI部品を提供する。

ヘッダファイル

ヘッダファイル bool.h では、MacaoWboolに関する 構造体の定義、それらに関する型定義、およびソースファイル bool.c で定義され外部に公開される関数のプロトタイプ宣言が記述される。

構造体

本ファイルで定義される構造体の詳細を以下に示す。
MacaoWbool
MacaoPboolに対応する ウィジットクラスの本体を定義する構造体である。 MacaoWboolはMacaoPartsを継承する。 本クラスで新たに追加されるメンバ変数は存在しない。
MacaoParts super
親クラスの内容を継承する。

ソースファイル

MacaoWboolの各機能を実現する関数群は、ソースファイルbool.cで記述 される。

関数

本ファイルで定義される関数の詳細を以下に示す。
macao_wbool_new (MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
MacaoParam* param
対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPbool) オブジェクトへのポインタ。
返値
作成したMacaoWboolオブジェクトへのポインタを返す。
概要
MacaoWboolオブジェクトのコンストラクタである。 メモリの確保および部品の初期化、GTK+ウィジットの生成を行な う。

macao_wbool_create_widget (MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
MacaoParam* param
対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPbool) オブジェクトへのポインタ。
返値
作成したGTK+ウィジットへのポインタを返す。
概要
引数で与えるパラメータの状態を反映したGTK+ウィジットを作成する。

macao_wbool_toggled (GtkWidget* widget, MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
GtkWidget* widget
イベントを発生したGTK+オブジェクトへのポインタ。
MacaoParam* param
対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPbool) オブジェクトへのポインタ。
返値
なし。
概要
トグルボタンの状態をパラメータクラスに渡し、パラメータの更 新を行なう。

MacaoWdouble

概要

MacaoPartsを継承し、ウィジットクラスの実体を定義する具象クラスである。 本クラスは、MacaoPdoubleに対応するGUI部品を提供する。

ヘッダファイル

ヘッダファイル double.h では、MacaoWdoubleに関するマクロ定義、 構造体の定義、それらに関する型定義、およびソースファイル double.c で定義され外部に公開される関数のプロトタイプ宣言が記述される。

マクロ定義

本ファイルで定義されるマクロ定義の詳細を以下に示す。
MACAO_WDOUBLE_WIDTH
ウィジットを配置する際に、 数値入力用のテキストフィールドの幅を示す数値である。単位はピクセル。
MACAO_WDOUBLE_HEIGHT
ウィジットを配置する際に、 数値入力用のテキストフィールドの高さを示す数値である。単位はピクセル。

構造体

本ファイルで定義される構造体の詳細を以下に示す。
MacaoWdouble
MacaoPdoubleに対応する ウィジットクラスの本体を定義する構造体である。 本クラスで新たに追加されるメンバ変数は存在しない。
MacaoParts super
親クラスの内容を継承する。

ソースファイル

MacaoWdoubleの各機能を実現する関数群は、ソースファイルdouble.cで記述 される。

関数

本ファイルで定義される関数の詳細を以下に示す。
macao_wdouble_new (MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
MacaoParam* param
対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPdouble) オブジェクトへのポインタ。
返値
作成したMacaoWdoubleオブジェクトへのポインタを返す。
概要
MacaoWdoubleオブジェクトのコンストラクタである。 メモリの確保および部品の初期化、GTK+ウィジットの生成を行なう。

macao_wdouble_create_widget (MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
MacaoParam* param
対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPdouble) オブジェクトへのポインタ。
返値
作成したGTK+ウィジットへのポインタを返す。
概要
引数で与えるパラメータの状態を反映したGTK+ウィジットを作成する。

macao_wdouble_changed (GtkWidget* widget, MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
GtkWidget* widget
イベントを発生したGTK+オブジェクトへのポインタ。
MacaoParam* param
対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPdouble) オブジェクトへのポインタ。
返値
なし。
概要
ウィジットの操作に対応し、パラメータの値の変更を行なう。 パラメータの値変更を行なう前に、パラメータ値が適切であるか どうかをチェックし、問題がなければパラメータの更新関数、お よびそれを介したMacaoTrackオブジェクトの更新関数を呼び出す。

MacaoWfile

概要

MacaoPartsを継承し、ウィジットクラスの実体を定義する具象クラスである。 本クラスは、MacaoPfileに対応するGUI部品を提供する。

ヘッダファイル

ヘッダファイル file.h では、MacaoWfileに関する 構造体の定義、それらに関する型定義、およびソースファイル file.c で定義され外部に公開される関数のプロトタイプ宣言が記述される。

構造体

本ファイルで定義される構造体の詳細を以下に示す。
MacaoWfile
MacaoPboolに対応する ウィジットクラスの本体を定義する構造体である。 本クラスでは、本ウィジット内部に含まれるサブウィジット、 またポップアップダイアログとして生じるウィンドウへのポインタを 持つ。
MacaoParts super
親クラスの内容を継承する。
GtkWidget* entry
ファイル名を表示あるいは直接入力するテキストエ ントリへのポインタである。
GtkWidget* file_dlg
ポップアップするファイルダイアログへのポイ ンタである。

ソースファイル

MacaoWfileの各機能を実現する関数群は、ソースファイルfile.cで記述 される。

関数

本ファイルで定義される関数の詳細を以下に示す。
macao_wfile_new (MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
MacaoParam* param
対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPfile) オブジェクトへのポインタ。
返値
作成したMacaoWfileオブジェクトへのポインタを返す。
概要
MacaoWfileオブジェクトのコンストラクタである。 メモリの確保および部品の初期化、GTK+ウィジットの生成を行なう。

macao_wfile_create_widget (MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
MacaoParam* param
対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPfile) オブジェクトへのポインタ。
返値
作成したGTK+ウィジットへのポインタを返す。
概要
引数で与えるパラメータの状態を反映したGTK+ウィジットを作成する。

macao_wfile_file_selection_dialog (GtkWidget* widget, MacaoWfile* wfile)
引数
本関数は以下の引数をとる。
GtkWidget* widget
ファイル選択ダイアログ表示ボタンへのポイン タが与えられる。
MacaoWfile* wfile
対象とするMacaWfileオブジェクトへのポインタ。
返値
なし。
概要
ファイル選択ダイアログ表示ボタンが押された場合のコールバック 関数である。ファイル選択ダイアログを表示し、ユーザにファイルの 選択を促す。またファイル選択ダイアログはモーダルダイアログ として表示され、ファイル選択ダイアログがポップアップしてい る状態ではメインウィンドウへの操作は許可されない。なお 以降に示すコールバック関数は、この関数の内部ででさらに シグナルが結び付けられていることに注意する。

macao_wfile_file_ok_sel (GtkWidget* widget, MacaoWfile* wfile)
引数
本関数は以下の引数をとる。
GtkWidget* widget
OKボタンへのポインタが与えられる。
MacaoWfile* wfile
対象とするMacaWfileオブジェクトへのポインタ。
返値
なし。
概要
OKボタンがクリックされたときの動作を規定するコールバック 関数である。ファイル選択においてOKボタンが押された場合、 ファイルの正当性をチェックして、選択可能か否かを決定する。

macao_wfile_dialog_destroy (GtkWidget* widget, GtkWidget* file_dlg)
引数
本関数は以下の引数をとる。
GtkWidget* widget
イベントを発生させたGTK+ウィジットへの ポインタが与えられる。
GtkWidget* file_dlg
ファイルダイアログを表すGTK+ ウィジットへのポインタ。
返値
なし。
概要
ファイル選択が行なわれた場合、あるいはウィンドウマネージャ の機能を利用してファイルダイアログを破棄した場合、この関数 がコールバックされ、ウィンドウを消去する。

macao_wfile_file_changed (GtkWidget* widget, MacaoParam* param)
引数
本関数は以下の引数をとる。
GtkWidget* widget
ファイル名を表示するテキストエントリウィジッ トへのポインタが与えられる。
MacaoParam* param
o対象とするMacaoParam(その実体はMacaoPdouble) オブジェクトへのポインタ。
返値
なし。
概要
テキストエントリウィジットの内容が書き換えられたとき(リター ンキーの入力があったとき、など)にコールバックされる。 ファイルの正当性をチェックし、問題がなければパラメータ オブジェクトのアップデート関数 macao_pfile_update を 呼び出し、パラメータの更新を行なう。

macao_wfile_check_file (unsigned char* filename)
引数
本関数は以下の引数をとる。
unsigned char* filename
判定するファイル名を表す文字列へのポ インタ。
返値
ファイルが妥当なものであればTRUEを、適切なファイルで ない場合はFALSEを返す。
概要
ファイルの正当性をチェックする。ファイルの正当性チェックは、 ユーザ、グループのアクセス権を持つか否かを順番に調べること によって行なう。


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Jun IIO 平成15年5月27日