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開発環境

本プロジェクトの開発には、以下のツールを利用する。

なお現在のところ CVS のリポジトリは MRI 社内における内部ネットワークの サーバに配置されているが、本プロジェクトはオープンソースとして公開する 計画であるため外部サーバに移管する予定である。

開発の手順

本プロジェクトの最新のソースプログラム一式は、CVSサーバに格納されている。 なお以下の例ではCVSサーバ malib_cvsにユーザanonymousでアクセスできるものとする。

開発環境のインストールと開発作業の実際

開発環境のインストールは、以下の手順で行なう。ただしautomakeautoconfperlといった標準的な開発ツールは既にインストールさ れているものとする。
$ export CVSROOT=":pserver:anonymous@malib_cvs:/export/proj"
$ cvs login
$ cvs checkout malib
$ automake
$ autoconf
$ ./configure
$ make

開発作業はオープンソースの開発モデルに準じる。 基本的な開発作業は、次のステップを繰り返せばよい。

1.
ファイルの修正
2.
コンパイル(make)
3.
テスト実行

また変更の寄与を許された開発者は、CVSのリポジトリに cvs commit す ることができる。その他の開発者は適宜パッチを作成し、commit を許され た開発者に連絡することで修正箇所をマージする。

以下、commit 可能な開発者を対象としたファイル構成の変更方法を示す。

新たなファイルの追加方法

ファイルまたはディレクトリを新たに追加する場合は、 リポジトリにも作業内容を反映させる必要がある。
1.
作業領域においてファイルまたはディレクトリの追加を行なう。
2.
トップディレクトリの configure.in および関連する Makefile.am に適切な記述を行なう。
3.
cvs add でリポジトリへファイル(ディレクトリ)の追加を登録する。
4.
cvs commit でリポジトリのファイル(ディレクトリ)の追加を確定する。

以下、test のサブディレクトリとして foo を追加し、 footest.c というテストプログラムを追加するという例で具体的な手順を示す。

$ cd $MALIB_TOP/test
$ emacs Makefile.am       ← SUBDIRS に foo を追加する。
$ mkdir foo/
$ emacs foo/footest.c     ← 新たにテストプログラムを作る。
$ emacs foo/Makefile.am   ← 新たに Makefile.am を作る。

$ cd $MALIB_TOP
$ emacs configure.in      ← configure.in の AC_OUTPUT に
                             test/foo/Makefile を追加する。

$ automake; autoconf; ./configure; make
$ cd test/foo

(正しくコンパイルおよび動作できるように繰り返し修正する)

$ cd $MALIB_TOP
$ cvs add test/foo
$ cd test/foo
$ cvs add footest.c Makefile.am
$ cvs commit              ← commit 時のコメントを書く。

ファイルの削除方法

ファイルを移動、あるいは削除する場合は、次の手順で作業を行なう。 リポジトリにも作業内容を反映させることを忘れずに行なう必要がある。
1.
作業領域においてファイルの削除または移動を行なう。
2.
cvs remove でリポジトリへ削除要求を登録する。ファイルの移動 の場合は、移動先で cvs add を行ない、リポジトリへの追加を登 録する。
3.
cvs commit でリポジトリのファイル削除(移動)を確定する。



Jun IIO
2001-06-14